洗濯機のエラーはいつも突然表示されるため、頭がパニックになりがち。夫や子供がいると、山のような洗濯物を前にして「修理と買い替えどっちがいいの？」と迫り来るタイムリミットに悩んでいる人も多いでしょう。
この記事では洗濯機の修理と買い替えのどっちがいいか悩む人に向けて対処法を詳しくご紹介。洗濯機の壊れる前兆や我が家の洗濯機が壊れたときの修理費用もまとめています。どうしたらよいのか落ち着いて考えたい方はぜひチェックしてみてください。
洗濯機は6年で壊れる？
我が家の全自動洗濯乾燥機は4年目で水漏れを起こし、5年目過ぎにドラムが回転しなくなりました。パナソニック製です。「洗濯機6年で壊れる」説は、目安としてそんなものなのかもしれません。
ただし、我が家は中学生と高校生を抱える4人家族なので、1日あたり4～5回とかなり頻繁に洗濯機と乾燥機を使用していました。なので故障も早くて当然なのかも？
イメージ的には洗濯機みたいな高額家電は簡単に買い替えできないため、10年ぐらいは持って欲しいと願ってしまいますね。
洗濯機の修理費用はいくら？
我が家の全自動洗濯乾燥機が壊れたときの修理費用を公開させていただきます。4年目に水漏れで壊れたときは給水弁の取り替えのみで終わり、ケーズデンキの5年保証が残っていたので0円でした。
しかし、5年目過ぎに壊れたときは保証が切れてしまっていて、見たことのないエラーコードが表示されて冷や汗をかいたものです。そのエラーコードはH35。どうやら洗濯機内のベルトが切れたか、外れたかを知らせるエラーのようでした。
しかし、パナソニックからやってくる業者の見積もりでは5万円超！ベルトのみの交換で済まない場合はモーターも交換する必要があるため、その金額というものでした。修理費用に5万円といわれたら、買い替えとどっちがいいのか悩んでしまいますよね。
洗濯機の修理と買い替えどっちがいい？対処法
結局私は、画像のとおりで買い替えより修理を選びました。モーターはサビで覆われ腐食していたのです。そんな私の体験談を踏まえて、洗濯機の修理と買い替えどっちがいいか対処法をお伝えしていきます。もちろん、保証期間内なら洗濯機を修理する一択です。
出費の多い年なら修理がおすすめかも
まずひとつめは、出費の多い年なら修理がおすすめかもしれません。我が家は昨年、冷蔵庫と夫の車を新調したばかり。さらに今年は、長男が大学受験なので大金が飛んでいく予定でもあります。
そんななかで洗濯機にエラーが発生したので、少し悩みましたが修理を選びました。パナソニックの業者は早く修理に来てくれるし。
全自動洗濯乾燥機を買い替えるとなると、少なくとも20万円は必要です。修理費用もなかなか高額でしたが、それでも修理したほうがわが家にとっては安上がりだと私は判断しました。
部品の保有期間は修理する考え方も◎
洗濯機の修理と買い替えはどっちがいいか悩んだら、部品の保有期間は修理すると決めておくのもひとつの考え方です。洗濯機の保有期間は6～8年ほどとされています。部品が保有されているということは、十分に使える期間とも受け取れるのではないでしょうか。
実際に部品の保有期間が終了になったなら買い替えするしかないため、どっちがよいかの迷いも打ち消すことができるでしょう。
修理費用が高額なら買い替えが最適！
我が家の全自動洗濯乾燥機の修理費用は5万円超です。修理費用としては高額ですが、新品に買い替えると少なくとも4倍以上の出費になってしまいます。また、新しい洗濯機を買ったとしても、届くまではコインランドリー通いも余儀なくされてしまうでしょう。
我が家は育ち盛りでオトコ臭ぷんぷんの息子ふたりと夫がいるため、毎日大量の洗濯物を片付ける必要があります。田舎住まいでコインランドリーが遠いことも修理を後押しする理由でした。
しかし、修理費用の見積もりが10万円近かったら買い替えを選んでいたでしょう。このあたりのさじ加減は買い替えたらいくらになるのか、修理ならいくらで済むのか、ご自身で検討するのがおすすめです。
洗濯機が安い時期なら買い替え検討も
洗濯機が安くなる時期はいつかというと、ボーナス前や企業の決算時期、政府から減税やら給付やら発令されたタイミングなどさまざまです。値段の張る全自動洗濯乾燥機の壊れた時期が、安くなる時期と重なっているなら、迷わずに買い替えするのもよいでしょう。
せっかく修理をしても、1年ぐらいで寿命を迎えてしまうなんて可能性もゼロではありません。買い替えを余儀なくされたタイミングは安い時期じゃなかったとなれば、後悔してしまうかもしれません。
気に入った種類があれば天のお告げ？
洗濯機の修理と買い替えでどっちがいいか迷ったら、とりあえずネットで各メーカーの新商品をチェックしてみるのもおすすめの対処法です。洗濯機は5年も経過すると、新しい機能やデザインのものがわんさかラインナップされていたりします。
実は私も「いいなー」と思える全自動洗濯機と乾燥機があったのですが、設置できるスペースがなかったり、思いのほか高額だったりであきらめました。購入をさえぎる理由がなく、お気に入りの1台を見つけたなら天のお告げかもしれません。
洗濯機が壊れる前兆とは？
言わずもがなですが、洗濯機は保証期間内で修理をしてしまうことがおすすめです。とはいえ、壊れたと思ったら期間外だったとガッカリしている人がほとんどでしょう。次回は無駄な出費を支払わないためにも、洗濯機が壊れる前兆をチェックしておきましょう。
変な音がする
洗濯機が壊れる前兆は変な音がすることです。今回、我が家はVベルトとモーターを修理交換しましたが、使用中の音がなんだか静かになった気がします。
洗濯機の異音はあきらかにいつもと違うような音でない限り、よくわからないものです。「購入時に比べてなんだか音が大きいような、変な音が聞こえるような気がする」と感じるなら、洗濯機が壊れる前兆である可能性は濃厚といえるでしょう。
洗濯・乾燥に時間がかかる
洗濯や乾燥に時間がかかることも、洗濯機が壊れる前兆です。今回、我が家はモーター交換して、これを強く感じました。とにかく回転が以前より早くなったような気がしますし、「あれ、もう終わった？」と感じるくらい洗濯がスピード終了しているように思えます。
乾燥ならダクトにほこりが詰まっていることが原因で、時間がかかりすぎていることもあるでしょう。洗濯機内部のほこりを取ろうと思うと素人では難しいため、放置するといつかは修理が必須となってしまいます。
保証期間が終わる年
洗濯機を量販店で買うと、保証期間が5年分ついてくる、もしくはオプションで付帯されることが多いのではないでしょうか。今回わが家が洗濯機を修理して感じたことは、保証期間が5年に設定されていることの意味です。
だから、「洗濯機6年で壊れる」説を目安にできるのかもしれません。洗濯機の保証期間が終わる年で、これまでに説明した壊れる前兆が見受けられるなら、期間終了前に修理を依頼するのがおすすめです。
洗濯機の寿命を参考にどっちかを選ぶのが◎
「洗濯機6年で壊れる」説、部品保有期間は6～8年くらいと考えると、洗濯機の寿命の目安は購入後6～8年ぐらいが妥当なのかも？この記事を参考に、修理か買い替えか、どっちがご自身にとってベストなのかを判断してみてくださいね！
