隣人に苦情を言われたら、どのように対処するのがよいのでしょうか?一戸建てであれば、きちんと対応しないと、後々過ごしづらくなってしまう恐れもあります。また、苦情の内容が言いがかりの場合であれば、違った対処も必要になるでしょう。
そこで今回は、隣人に苦情を言われたときの解決法と近所トラブルになる人の特徴を個人的な体験談を含めて詳しくご紹介いたします。隣人から苦情がきてどうしようと悩んでいる方はぜひご参考ください。
近所トラブルになる人の特徴
申し上げにくいですが、隣人に苦情を言われる人は、経験不足や勉強不足から、他人に対する配慮や一般的な常識が欠けている人である可能性が高いです。
まずは、近所トラブルになる人の特徴を詳しくお伝えするので、その要素がご自身にあるかどうかチェックしてみてください。ちなみに、以下はすべて我が家の隣人に当てはまる事柄です。
①挨拶をしない
近所トラブルになる人の特徴は、「挨拶をしない」です。近所付き合いは、日頃から隣近所にきちんと挨拶するだけで大半のトラブルを回避できるかと思います。
挨拶することで伝えやすくなったり、多めに見てもらえたりするので、相手から感情的に苦情を言われることを防ぐことができるのです。挨拶しないし迷惑もかけるというのであれば、隣人からすると敵なので苦情をガツンと言われても仕方がないといえるでしょう。
②庭でBBQをする、騒ぐ
狭い庭の方に限って、なぜかBBQをしたがるものです。庭でBBQをすると、煙や油で外壁・車・植物が汚れたり、ニオイで洗濯物が干せなくなってしまったりなど、隣人からすると大迷惑!笑い声なども響いて、本当にうるさいです。
とくに長雨が明けて、やっと洗濯物が外干しできると思ったら隣が庭でBBQとか怒りが湧いてきます。せっかくの休日がBBQする隣のせいで台無し!自分の土地だからといって、何をしてもいいわけではないため、隣人からの心象はすこぶる悪くなります。
③屋外で喫煙している
近所トラブルになる人の特徴は喫煙者です。スモーカーの方って、なぜ屋内で吸わずに屋外で吸うのでしょうか?家族から家のなかで吸わないでと言われているのでしょうか?しかし、自分の敷地内であっても、屋外で吸えば煙とニオイが近隣に流れてしまいます。
自分の家の中がヤニ臭くなったらイヤだけど、隣近所ならおかまいなしというのもおかしな理論です。矛盾だらけの自分さえよければどうでもいいという感覚は、非喫煙者である近隣の人の反感を買ってしまうでしょう。
④枝や雑草の管理をしない
庭の植木は、定期的な剪定が必要です。茂り過ぎた枝や葉を落とさないと、ハチが巣を作ったり、毛虫が湧いたり、越境したりするのでご近所迷惑です。また、雑草も定期的に対処しないとあっという間に花が咲いて種が飛びます。
さらに雑草が生い茂ると、鈴虫やコオロギ系の虫が住み着き、日が暮れると鳴き声がうるさいです。ただでさえ枝や雑草の管理がされないことによるストレスを隣人は抱えているので、これ以上の迷惑が発生したら許してもらえないでしょう。
⑤境界線ギリギリにゴミ箱を置く
近所トラブルになる人の特徴は、隣家の境界線ギリギリにゴミ箱を置いている人です。なぜキレイとはいえないゴミ箱を隣家スレスレの位置にセットしてしまうのでしょうか?隣家からすると、ケンカを売られているような気持ちになってしまいます。
何のゴミを入れているかにもよりますが、ゴキブリがわいたり、ハエが発生したりするのでとても迷惑です。そういった配慮と一般常識の欠如は、次から次へとご近所トラブルを生み出す原因になってしまいます。
⑥道路族
子供が小さいうちは、家の前の道路で遊ぶのも仕方のないときがあるでしょう。しかし、車の往来がある道路では、事故の危険性があります。また、車移動が必須の田舎では、道路で遊ばれると生活に支障をきたすため大迷惑です。
我が家の隣の一家も、ちょっとした道路族。しかし、家の前の道路はとにかく車の往来が激しいので、ほかの車に大音量でクラクションを鳴らされまくっていた日があったのです。
さすがに反省して少しは控えるようになるかと思ったのですが、翌日も普通に遊んでいて、その厚かましさにますます隣人が嫌いになりました。
⑦声がでかい、騒音
近所トラブルになる人の特徴は、騒音を自ら発生させる人です。大音量で音楽をかけているのは論外です。音を小さくするか、イヤホンやヘッドホンで楽しめばよいでしょう。
また、子供に怒っているわけではないのに、普段の会話の声がでかい場合も近所迷惑です。我が家の隣の奥様がこのタイプなのですが、①から⑥まで全部当てはまるため、自分を客観的に見ることができない人なのだろうと思われます。
隣人に苦情を言われたときの解決法
隣人が苦情を言ってくる時点で、すでにあなたが多くの迷惑を日頃からかけている可能性が高いです。ここからは、隣人に苦情を言われたときの解決法をご紹介します。
謝って解決を目指す
隣人の苦情の内容があなた側に非があるものなら、すぐさま謝って早急に解決するようにしていきましょう。万が一、何かしらの損害が発生した場合は弁償を申し出ます。
また、先にお伝えした「近所トラブルになる人の特徴」にご自身が該当するようであれば改善していくことが必要です。
言いがかりであれば冷静に話し合う
隣人の苦情が身に覚えのないものや仕方のない範囲であれば、相手と冷静に話し合いましょう。とくに騒音は住宅街では反響しやすいため、隣が原因かと思ったら違う家だったという事態は珍しくないかと思います。
市役所や区役所の無料相談もあり
隣人からの苦情がこじれそうなら、市役所や区役所の無料相談、もしくは警察への相談専用電話「#9110」を利用するのも選択肢です。
ただし、市役所や区役所の無料相談では近所トラブルが相談できるかどうかはお住いの自治体次第になるため、事前に電話で問い合わせしておくことがおすすめです。
隣人に苦情を言われたときの注意点
隣人に苦情を言われたときは、そちらこそ!と言い返したり謝らなかったりするのはNGです。とにかく、苦情を言われたときはすぐに謝って解決することが大切。
解決さえすれば大きなトラブルに発展することもないですし、今後の近所付き合いにも支障をきたさないため、誠心誠意で円満な解決を目指していきましょう。
また、近所の人に愚痴ったり、悪口言ったりするのもNGです。こういうのって聞こえるし、「なんか言ってるな」というのはバレてしまうもの。愚痴を聞いてくれた相手にバラされて、あなたが窮地に立たされる恐れも十分にあるでしょう。
ご近所さんの悩みなら電話占いで当たる先生に相談する手もあるので、どうしても誰かに聞いて欲しいという方は以下のリンクもご参考ください。
隣人に苦情を言われたらすぐに解決する姿勢が大切!
隣人に苦情を言われた人は、経験不足や勉強不足から、他人に対する配慮や一般的な常識が欠けている可能性があります。真摯に受け止め、すぐの解決で、お隣さんとの溝を深めないようにしていきましょうね。